ナイルクロコダイル

ナイルクロコダイルの革は、ワニ革の中でも高級品といわれており、「革のダイヤモンド」や「革の宝石」ともいわれています。

ナイルクロコダイルの鱗の特徴は長方形の形の鱗板が腹部に整然と綺麗に並んでおり、厚いため、かためであることです。

腹部以外に、背中や頸の鱗板の並びは異なっており、背中部分も規則正しく鱗が並んでおり、頸部分大きめの鱗板が四角形に並び、その左右に小さめの鱗板が、1枚ずつ並んでいます。
また横腹の鱗になると、丸みを帯びた長方形となり、鱗の位置によって形や大きさが異なっていることが分かります。これらの鱗板の幅は、他の種類のワニよりせまく綺麗に並んでいます。

鱗の数が多く、綺麗に並んでいるものが価値が高くなるといわれているがゆえ、高級品だとみなされています。

ワニ革で利用されるものとして、ハンドバックや時計のベルト、財布などがありますが、ワニ革は腹幅寸法で価格帯が決まっています。そして特にナイルクロコダイルの革は他の種類のものより高級なものとして有名です。


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