インターネットが普及し、世界中のものが手元のスマートフォンや自宅のPCでお買い物できる時代となりました。
しかし本当にそうでしょうか？
例えば、某ブランドのパスポートの入るサイズのラウンドファスナータイプで、バイオレットの財布が欲しい。
さらには外側の革はクロコダイルのセンターどりで、内側は牛革のネイビーを配色しカードケースの一部にクロコダイルをアクセントで使用しオリジナリティを出したい。
このような財布は、世界中を探しても見つからないのではないでしょうか。
もしそれに近いデザインの財布があっても、非常に高額で手が出せないということもあるかと思います。
そういう時はオーダーメイドを選択肢に考えてはどうでしょうか。
持つ人の嗜好性やステータスを現すもっとも身近なアイテムだとも言えます。
長い間、その高級感を維持し、使うほどに色艶が増す上質なクロコダイル皮革の名刺入れは、持つ人の気品をさらにアップさせてくれることでしょう。
世界一高価な皮革ヒマラヤクロコダイルですが、なぜ高価なのかやお手入れ方法までをしっかりと理解していますでしょうか？
高価なものだからこそ、その価値を理解してその魅力を堪能していただきたいと思います。
いろんなものがあふれていて、ネットでのお買い物も普及し、欲しいものが手に入らないものはない時代となりつつありますが、それでも、まだまだ世界に一つだけの商品は産まれ続けます。
今回は、ロイヤルブルーのラウンドファスナー長財布がどのような過程を経て、お客様（H様）だけのお財布が完成したかをご紹介いたします。
クロコダイルの革は全体に細かな鱗模様があり、その模様は整然と並んでいるようでありながらその部位によって少しずつ形が変わっています。
その形状や特徴について写真を交えてご説明いたします。
クロコダイルはそもそも、原皮の段階で非常に高価な皮革となります。
例えばタンニン鞣しの牛革（ヌメ革）の20倍以上のお値段となっていますので、一つのお財布などにどれくらいの面積のクロコダイルが使われているかで、その価値が大きく変わってきます。
クロコダイルの財布やベルトに無双や本無双といった仕立ての方法がありますが、無双であるか否かで大きく価値が変わることをご存じでしょうか。
無双や本無双仕立てがどういうことかまとめてみましたので、ご購入の際に参考にしていただけると幸いです。
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