世の中には商品があふれかえり、飽和状態であるといわれていますが、
それは消費者にとって満たされた状態なのでしょうか?
実は、流通している商品は製作者の作りたい商品であって、消費者の欲しい商品ではない場合が多くはないでしょうか。
本当に欲しい商品は、自分の理想の中にこそあるのではないかと考えます。
これまでにお受けしたオーダーメイドの種類
このブランドと同じデザインでスモールクロコダイルを使ってオーダーメイド
自分の使っていたバッグと同じ素材、同じデザインでオーダーメイド
基本的なデザインはこの写真と同じで、ポケットを増やしてオーダーメイド
革芸人のホームページで販売しているデザインで、シャイニングクロコダイルのライトピンクでオーダーメイド
合皮素材のiPhoneケースを購入されて、同じ形でクロコダイルでオーダーメイド
もらったラージクロコダイルを持ち込んで、全てクロコダイルを使ってリュックをオーダーメイド
某有名メゾンのデザインでゴールド&ブラックのクロコダイルで長財布をオーダーメイド
ほぼ日手帳の手帳カバーをバニラクロコダイルの大きめの模様を使ってオーダーメイド
他社様のデザインのクラッチケースをアンティークゴールドのクロコダイルでオーダーメイド
コンチョを購入し、革芸人のラウンドファスナー長財布のデザインに取り付けて製作、イニシャルで名前を入れてオーダーメイド
ラウンドファスナー長財布をロイヤルブルーのクロコダイルでオーダーメイド
ファスナーの引き手をハート型でオーダーメイド
・・・etc
オーダーメイドの歴史
そもそもオーダーメイドとは、オートクチュールが語源と言われています。
オートクチュールとは、18世紀以前、パリの王室に認められた高級仕立服店がご指名を受けて1点1点ドレスを仕立てていました。
生地からデザイン全てにおいてオーダーメイドであり、一般店の注文服や既製品とは明らかに異なるものでした。
その後、王室御用達のデザイナーは一般のお客様へのサービスを開始しました。
デザイナーは顧客の体系に合わせスーツやドレスを仕立てる=一点ものの芸術作品を買うということとなり、デザイナーの社会的地位もあがりました。
お気に入りのお財布を復刻
数年前にアメリカで購入されたお財布で、非常に使いやすく気に入られているとのこと。
丈夫な革でも何年か経てば傷みが生じてきます。
糸のほつれなどは修復可能なのですが、革の傷みは交換するか新規に製作することしか、修復が難しいです。
同じデザインの財布をあちこちで探されたようですが、ブランド名もわからずみつけることが出来なかったそうです。
そこで、オーダーメイドでの製作のご相談をいただきました。
素材はシュリンク仕上げの牛革です。
お手持ちのお財布と同じような質感の素材でしたので、すぐに決定し進めることが出来ました。
オーダーメイドの場合は、ご希望の色質感の革がなければ製作することができない場合もございます。
また、サイズや仕様はもちろん柔らかさも同じ感じで仕上がりはご希望通りに「忠実に再現」できたかと思います。
気に入っているお財布だからこそ長年使い続けて、角がすれたり、革が切れて傷んでる場合もございます。
クロコダイル製品に限らず同じデザイン、同じ素材でのオーダーメイドも行っております。