無双、本無双仕立てとは
クロコダイルはそもそも、原皮の段階で非常に高価な皮革となります。
例えばタンニン鞣しの牛革(ヌメ革)の20倍以上のお値段となっていますので、一つのお財布などにどれくらいの面積のクロコダイルが使われているかで、その価値が大きく変わってきます。
クロコダイルの財布やベルトに無双や本無双といった仕立ての方法がありますが、無双であるか否かで大きく価値が変わることをご存じでしょうか。
無双や本無双仕立てがどういうことかまとめてみましたので、ご購入の際に参考にしていただけると幸いです。
- クロコダイルの無双仕立て財布とは
- クロコダイルの無双仕立て財布の特徴
- エグゼグティブの方のための無双財布
クロコダイルの無双仕立て財布とは
その品物を構成する表革と裏革の双方に同一のクロコダイルの本革を贅沢にあしらった美しく仕上げた高級財布のことを意味します。
さらには無双仕立てには二種類あり、一枚革を使用した本無双と、二つの革を組み合わせて製作した張り無双によって構成されます。
どちらも職人による高度な仕上げ手法を必要とすることに変わりはありません。
クロコダイルの無双仕立て財布の特徴
表面には華やかな光沢とともにクロコダイル独特のウロコ模様が整然と並んでおり、落ち着いたたたずまいの中にも静かな迫力を漂わせているところにあります。
これらの革模様は二つとないオリジナルであることからクロコダイルのタイプによって珍しい模様だったり、色調がやや他とは異なったりといったレア感覚も楽しめます。
また、内側もクロコダイルを使用することで、財布を開いたときにフワッと香る革の香りに酔いしれることでしょう。
使い始めたころの独特の香りは革製品特有のリッチな存在感を感じられます。
財布のタイプには長財布や二つ折り財布などがあり、これらは時代の移り変わりに関係なく幅広い年代で人気を呼んでおり、この高級品を親から子へと譲渡したりといったケースもよく見受けられます。
エグゼグティブの方のための無双財布
本無双財布のデザインは比較的シンプルです。
お札とカードが入る仕様で、小銭入れ付きのものもございます。
特に、束入れと呼ばれる長財布で「無双」を採用されるケースが多く、100万円入る財布、300万円、500万円入る長財布などの種類があります。
「本無双仕上げの贅を極めた300万円用長財布」
ここぞという場面や、常時現金でお取引されている方にとってはやはりしっかりとしたお財布が必需品であり、お取引のシーンも格上げされた振る舞いを演出してくれるはずです。
お財布に対してお仕事やプライベートのパフォーマンスを関連づけられる方もいらっしゃいます。
ステータスを現すアイテムでもありますので、こういった知識を持ってご満足のいくお財布選びをお手伝いできれば幸いです。