ラージクロコダイルの魅力
ラージクロコダイルはスモールクロコダイルに比べてうろこが大きいものの、高級皮革のひとつとされています。
ここではラージクロコダイルの特徴を紹介したいと思います。
- ラージクロコダイルの呼称
- ラージクロコダイルの革の特徴
- 生息地/原産国
【ラージクロコダイルの呼称】
ラージクロコダイルは別名ニューギニアワニと呼ばれます。
ラージクロコダイルは商業名で、ニューギニアワニというのは学名です。
【ラージクロコダイルの革の特徴】
ニューギニアワニは大体オスの体長が3.5メートル、メスは2.7メートルです。
イリエワニの体長が5メートルから7メートルとされているので、うろこは大きくともワニとしては小さい部類に入ります。
顎から肛門にかけてのうろこの配列は、横列が24から32列。腹部のうろこは正方形に近い形をしています。
背中は17横列、縦は6から10列に並んでいます。
他のうろこの特徴としては、後頭部に大型のうろこが4枚から6枚あり、頚部に大型のうろこが四枚と、その両脇に小さなうろこが一枚ずつついています。
皮の色は、灰色がかったブラウン、濃いブラウンなどです。
尻尾にかけて黒い斑点があるものもいます。
【生息地/原産国】
生息地はパプアニューギニアやインドネシアなどの淡水の沼や川です。
スモールクロコダイルに比べると、ラージクロコダイルの革は野生種のものが多く取引されています。
これは、現地の産業の一つになっていて、生息数と捕獲数がしっかりと管理されているためです。
養殖が主となると産業のバランスが崩れて現地の方々の生活に影響が出ますので、クロコダイルの中では珍しいのですが天然のものが主となっています。